原材料高騰、インフレ・人手不足による人件費等の高止まりによる建築費等の上振れ、工期の遅れ、日銀の追加利上げにより、変動型住宅ローン金利上昇(大手都市銀行5行0.15%金利上げ)の地方銀行等への波及による住宅取得への影響や実質賃金⁻マイナスの消費行動抑制、支払利息増による企業の設備投資の悪化が、今後どのように顕在化するのか.注視が必要です。
この様な中、福岡、佐賀、長崎、熊本、以外の九州・沖縄各県の全体の建築戸数は減少しています。次回9月の建築着工統計調査結果はどの様な数値が発表されるのか。
令和6年9月30日公表の建築着工統計によると、九州・沖縄各県の8月の新設住宅戸数、対前年同月比は添付のとおり。佐賀県は、対前年同月比が、全体で+16.6%(前月は△48.9%)、持家△14.4%、貸家△43.4%、給与住宅-%、分譲住宅+388.9%と新設住宅戸数は前年同月と比較し、給与住宅、分譲住宅以外は減少となった。
詳細は、添付の資料をご覧ください。